政と源(集英社オレンジ文庫) 《三浦しをん》

政と源(集英社オレンジ文庫) 《三浦しをん》

東京・下町のY町。
つまみ簪職人の江戸っ子・源二郎と、堅物な元銀行員の国政は、正反対の性格でケンカばかりしているが、
なかなか縁のきれないよいコンビ。
源二郎の弟子である徹平が、昔の不良仲間に強請られていると知った政と源は、老体に鞭打って大立ち回り!妻は亡くしてしまったが、
なにかと人の寄ってくる源二郎とは反対に、家族はいても必要とされていない国政は言いよいのないもどかしさを感じるように。。

上手くいかない人間関係や、それを乗り越えようともがく姿に何度も涙がこぼれました。
家族を大切にし家族からも大切にされること、信頼できる友達を持つということの心強さを勉強できた一冊です。
水路のある下町を舞台に歳をとったけど、様々な問題に挑戦することをやめない2人の、痛快で心温まる人情譚!
言葉ではいい表せない「結びつき」を感じられる物語でした!

若さ度:★☆☆☆☆
恋愛度:★★★☆☆
感動度:★★★★★
下町人情度:★★★★★
切なさ度:★★★★★

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