ピンクとグレー(角川文庫) 《加藤シゲアキ》

ピンクとグレー(角川文庫) 《加藤シゲアキ》

不器用で少し捻くれている主人公、大貴(りばちゃん)と繊細で儚げな雰囲気を纏った真吾(ごっち)の長く短い出逢いのお話です。
子どものころの出会いから、無邪気な学生時代、大人になって芸能界に魅せられていく中ですれ違ってしまう様子など、
一連の人生の様子を細かい仕草やその場の空気、息遣いまで感じ取ることができるような描写で書かれた物語。

不安定な心の変化を、美しく表現した一文一文が印象的でした。
物語の構成も斬新で、読むほどに紐解かれていくような気持ちが心地よかったです。
親友を愛せる気持ちが、大きく心を揺さぶってくる物語でした。
映画化もされているようなので、観てみたいと思います。(今さらですが…)

ハッピー度:★★☆☆☆
業界度:★★★★☆
感動度:★★★★★
青春度:★★★★★
儚い度:★★★★★

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